キャリア

意思決定の質を高める「心の余白」

私たちは、毎日、数えきれないほどの選択をしています。

今日の服を選ぶことから、夕食はどうするか?といったことから、仕事での大切な決断、自分や家族の将来のことなど。

50代になると、重みのある選択も増えてきます。
家庭や仕事で担ってきた役割に加え、「自分は、この先どう生きたいんだろう?」という問いが自然と浮かぶようになりますから。

ですが、忙しさに紛れて、「目先の損得」や「一般的な方」または「周りへの配慮」を優先してしまい、じっくりと心の声に耳を傾けることなく選択してしまい、良かれと思った選んだのに、本当に望む生き方から遠ざかってしまうこともあります。

心の余白が意思決定の質を変える

大切なのは「納得感をもって決められているか」ということ。
そのために必要なのが、心の中にほんの少しでもいいので「 余白 」が持つことです。

余白があれば、

  • 感情や状況を客観的に捉えられる
  • 直観に自信が持てる
  • 長期的な視点で考えられる
  • 「本当にこれは自分に必要?」と自分に聞き直すことができる

こうしたプロセスを経て下した決断は、たとえ難しい選択であっても、後悔することなく、またブレにくくなります。

心の余白を育む小さな習慣

「余白」と聞くと、まとまった休暇や長い空き時間でなければと思うかもしれませんが、実際には、日常の中のほんの小さな工夫で生み出すことができます。

たとえば、

  • 考え事をする前に、3回深呼吸する
  • 朝、仕事を始める前に、目を閉じてゆっくりと白湯を味わう
  • 大事な要件の前に、30分の空き時間をとっておく
  • 寝る前に、体の力を全て脱力するように3回深呼吸をする
  • 週に1回、2時間でもいいのでくつろげる場所で何もしない時間を取る

これだけでも、心の中に静かな余白が生まれ、思考の質が変わります。

50代からの意思決定は
「心地よく、質の高い人生を紡ぐために」

若い世代の頃の意思決定は「もっと上を目指す」「目の前の課題をどう乗り越えるか」が中心だったかもしれません。

ですが、50代からの意思決定は、頑張ってきた自分にとって「心地よく、質の高い生き方」を紡ぐためのもの、だといいなと私は思うのです。

だからこそ、「心の余白」が大切だと。

あなたに問いかけてみたいこと

最近の選択で、後悔していることはありますか?それはどんな選択でしたでしょう?

これから迷うことがあれば、少し立ち止まって、心の余白を持って考えることから始めませんか?

PS, つい、頑張ってしまう、ゆるむのが苦手で、思考優先になりがちな
女性リーダーや責任のある立場の方、経営者、起業家の方へ

「思考ストレスタイプ診断ブック」で、あなたの思考を解放しませんか?

無料プレゼント中はこちらから