もう10月だというのに、なんと真夏日並みの暑さ。ビックリです。こんなボーダーが似合いそうな青空です。
あるファッション雑誌の表紙の言葉にふと目が止まりました。
それが「ゆるぎない自分」という言葉。
ゆるぎない自分、というとかっこいいですよね。だけど、人ってそんなに迷わないものかなあ・・・。
40代、50代 揺れる時期
歳をとってくると、あれこれ揺れます。なんか顔がしぼんでる。シワも気になる。化粧品変えたほうがいいかな。
洋服もなんだかピンとこなくなってきた。違うショップに行ってみたほうがいいかな。でも、今更開拓するのって、ちょっと億劫だな。
歳を取っても続けられるような趣味をちょっとした仕事にしたりも憧れるけど、そこまでの趣味もないし、なんか習い事をしたほうがいいのかな。
人生一度きりだし、いつまでも元気というわけではないから、もっと思い切って楽しんだほうがいいかな。いや、老後に備えてちょっと我慢したほうがいい?とか。
日常のことでも、こんなふうに、今のままでいいのかな?変えたほうがいいかな?どうすればいいかな?と、しょっちゅう揺れたりするわけです。
揺れる理由
揺れるのは、自分の中に正解がないからですよね、でもね、誰もがいつも正解を持っているのでしょうか?
いつもゆるぎない自信を持っていたら、それはそれでちょっとすごすぎませんか?頑固ぽいというか、新しいアイディアや考え方を受け入れない感じもします。
また揺れてしまうもう1つの理由は、理想とのギャップ。
無意識でも「こうありたい」と思う理想があるから、それとの違いに悩んで揺れてしまうのです。こんなはずじゃないんだけどな・・・?どうしてかな・・・?と。
その理想、あなたに取って本当の理想なのかな?もしかしたら世間一般の価値観かもしれませんよ。
揺れてもいい!
たとえば一見、いつも凛としていて颯爽としている人がいます。周りから見ればゆるぎない人。
そんな女性と話してみると、「(しっかりしている)と思われるのが悩みなんですよ」とか「もっと人に甘えられるといいんですけどね」ということが多かったりします。
こうありたいという理想は、人によりそれぞれ。揺れるからこそ人間らしい。そう思いませんか?
正解を探したり、理想とのギャップで揺れるからこそ、人は変化できるし、人柄に厚みが出るし、成長できたりするのかなと思うんです。
自分の軸を持つ・まず嫌なことを排除
揺れるのは人間らしい、頭ではわかっていても、揺れる自分にOKを出せないのは、自分の軸がなく(ないと思っている)、人に振り回されてしまうから、ではないですか?
自分の軸を持つって意外と難しいです。なので、まずは、イヤだと思うことをどんどん外してみましょう。
イヤなことならきっとカンタンに浮かびますよね?(それがあるから悩むので)。
そんなあなたを不快にさせることを、些細なことからでいいので、どんどん無くしていくようにするのです。
イヤなことが減っていけば、心地いい時間が増えます。
そうなってくると、今の自分に自信が持てるようになり、こんな感じでいいんだと、自然と軸もできてくるはず。
40代・50代女性 しなやかに生きる
揺るいでも、揺るがなくても、ここまで歳を重ねてきたそのままのあなたにまずOKを出して欲しいなと思います。
その上で、揺らがないのではなく、揺らぎも楽しめるしなやかな女性になってみてはどうでしょう?しなやかなほうが、なかなか折れないし、実は強いですよ(笑)。